客家建築と呼ばれるものには大まかに次の3つのタイプがある。
その中でも土楼建築は、さらに7つの種類に分けられ、その多様性がうかがえる。
土楼
・・福建省西南部に分布
五鳳楼(ウーフォンロウ)
方楼(ファンロウ)
章州円楼(ジャンジョウユェンロウ)
客家円楼(クーチャーユェンロウ)
単元式土楼(タンユェンスートゥロウ)
多角楼(トゥオジャオロウ)
半月楼(パンユエロウ)
囲屋
・・広東省北部、江西省南部に分布
囲龍屋
・・広東省東部に分布
以下にその客家建築系統図を示す。
旅行人ウルトラガイド 客家円楼より抜粋
このように客家建築相互に影響し合ったり、影響を与えたりしていることがわかる。時代を追うごとに時系列軸に沿って変化していく過程があったり、この図では読めないが、時系列軸には関係せず同時代的に存在したりといった様々な現れ方をしていたりもする。そして建築のタイプに脈絡がないものは何一つ無く、基本は北方出身の客家人の住まいであったであろう四合院建築や、それ以前に存在した塢堡(ウーパオ)が基本となって、今日に至っている。
次にその建築タイプについて、それぞれ少し俯瞰してみることにする。
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