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SA works blog

各プロジェクトの進行状況をアップしていきます。
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2008.02.10 Sunday | sa0045 oem

今月から新規の構想に入る。アトリエで設計・監理を行うかまだ決まっていない物件。今は仕事に結びつくように頑張るのみ。
さて、今回のコンセプトだが、大きなデッキ空間を望んでいらっしゃるということで、これがそのまま今回のコンセプトになる構成を考えている。岩手県は冬場、雪の被害を受けるので、これを避けながらいかにデッキ空間を内部空間に取り込むか?と、前提条件を設定し、おおよそ考え尽くせるパターンを現在探っている。
また、屋根の形状等、日本家屋の構成をイメージされているとのことで、今回は大きな屋根が空間ヴォリュームを覆うような、庇が大きく伸びた大屋根を想定している。この大屋根に包まれるようにして、空間が展開されていくといったイメージ。
sa0045_oem-0-2.jpg 上の条件を踏まえ、最初の足がかりとしてその基本的構成を考えてみる。より積極的にデッキ空間、つまり外部が内部空間に関わる構成を土台にすると条件をつけた場合、内部空間を分解し単位空間に還元することで積極的に外部とかかわる関係性が可能となるのではないかと考えた。さらに単位空間相互の関係性など、どのような現れ方になるのか、ヴォリュームスタディし検証してみる。
パターンは際限なく考え出されるが、以下はその一部・・。
sa0045_oem-3-2.jpg 単位空間に還元されたときの全体ヴォリュームの把握。
sa0045_oem1-2.jpg おおよそ一般論的であろう、内部とデッキ空間の関係。
sa0045_oem2-2.jpg ヴォリュームを2つに分断したその間もデッキ空間。
sa0045_oem3-2.jpg デッキ空間を囲むようにして内部空間を配置。
sa0045_oem4-2.jpg 空間を単に並べただけのヴォリューム。イモムシ配列。この配列を基にパターンを考えてみる。
sa0045_oem5-2.jpg イモムシ配列の相互空間を上下にスライドさせ、空いた空間をデッキとする。あえて空間のヒエラルキーを発生させないように部屋相互は無秩序な関係が良いかも知れない。
sa0045_oem6-2.jpg 上の案からさらに無秩序に、まったく空間のヒエラルキーを発生させない配列。
sa0045_oem7-2.jpg 客家方楼のように、求心的秩序を持つ。
sa0045_oem8-2.jpg 客家円楼のように、求心的秩序を持つ。中心部がデッキ空間。
   
大体以上が基本的構成だろうか。次は空間が持つ意味・・デッキとの関係、空間単位相互の関係など、取捨選択と、その発展系を考えてみたい。
author : saruwatari | - | -