sm008
これまでの経緯を少し・・。
まずは、案の方向付けのためのコンセプト。直接的な住まいの発想にはつながらないが、全く不必要というのもでもない気がする。とかく住まい手のイメージを先行させる意識が働くのは常であるが、全体を俯瞰した時の道筋みたいなことがやっぱり必要で、これがその元になっていると考えている。思考をブレさせないための方向付け。
初回打合せでのヒアリングをもとにイメージ

まず、敷地に対して建ぺい率が40%と低く、外壁の後退も課せられる低層系住居地域ということもあり、なるべくコンパクトにまとめたいと思った。そこで、各空間をキャビネットと見立て、大きな収納ハウスをイメージしてみた。各空間要素をあえてカテゴライズさせずに、単純にヴォリュームとして、ひと括りの大小以外の意味を与えない空間単位に還元し、精神性、非精神性の空間そのどれもが同列となった場合、住まいというものがどう我々の目に映るのか興味があり、また新たな展開が見出せないものかと考えた。と同時に、家族と車の数が比例する地域で、更にこういった住居系の建ぺい率が建坪を圧迫しているのは事実であり、新興住宅地の人の導入以前に、車を前提にプランニングしないといけない地域社会の特性を、配慮できるプランにつながらないかと考えたのである。
エスキスとヴォリューム検討の模型

その初期案。要望を租借すると平屋でも案の内容としては成立するので、そのヴォリュームの検討と、プランのエスキスを兼ねた模型。

初回方向性の打診用のプレゼン模型も兼ねる。
第2案
前回の打合せを踏まえ、平屋から今度は2階建てを前提にすすめる。

まずは、案の方向付けのためのコンセプト。直接的な住まいの発想にはつながらないが、全く不必要というのもでもない気がする。とかく住まい手のイメージを先行させる意識が働くのは常であるが、全体を俯瞰した時の道筋みたいなことがやっぱり必要で、これがその元になっていると考えている。思考をブレさせないための方向付け。
初回打合せでのヒアリングをもとにイメージ

まず、敷地に対して建ぺい率が40%と低く、外壁の後退も課せられる低層系住居地域ということもあり、なるべくコンパクトにまとめたいと思った。そこで、各空間をキャビネットと見立て、大きな収納ハウスをイメージしてみた。各空間要素をあえてカテゴライズさせずに、単純にヴォリュームとして、ひと括りの大小以外の意味を与えない空間単位に還元し、精神性、非精神性の空間そのどれもが同列となった場合、住まいというものがどう我々の目に映るのか興味があり、また新たな展開が見出せないものかと考えた。と同時に、家族と車の数が比例する地域で、更にこういった住居系の建ぺい率が建坪を圧迫しているのは事実であり、新興住宅地の人の導入以前に、車を前提にプランニングしないといけない地域社会の特性を、配慮できるプランにつながらないかと考えたのである。
エスキスとヴォリューム検討の模型

その初期案。要望を租借すると平屋でも案の内容としては成立するので、そのヴォリュームの検討と、プランのエスキスを兼ねた模型。

初回方向性の打診用のプレゼン模型も兼ねる。
第2案
前回の打合せを踏まえ、平屋から今度は2階建てを前提にすすめる。

●WORKS(sm) | - | -
sm007
紆余曲折。
巡りに巡って、シンプルな案に落ち着いた。予算も少し超過気味だったのでスリム化し、もともと単純に考えていたのだが、更にプランもそのヴォリュームも単純化したのである。ひとつの大きな箱に、各スペースを明快に配置させた。

今日はその大きな箱の屋根勾配と断面方向の検討に入る。単純なマッシブなかたちだから、屋根勾配がこのヴォリュームを大きく支配するだろうと想像できる。と同時に高さも大事な要因でもある。単純に内部から必要な寸法を追い出して、かたちになるというものでもないから複雑だ。だからやっぱりスタディには模型は欠かせない。
巡りに巡って、シンプルな案に落ち着いた。予算も少し超過気味だったのでスリム化し、もともと単純に考えていたのだが、更にプランもそのヴォリュームも単純化したのである。ひとつの大きな箱に、各スペースを明快に配置させた。

今日はその大きな箱の屋根勾配と断面方向の検討に入る。単純なマッシブなかたちだから、屋根勾配がこのヴォリュームを大きく支配するだろうと想像できる。と同時に高さも大事な要因でもある。単純に内部から必要な寸法を追い出して、かたちになるというものでもないから複雑だ。だからやっぱりスタディには模型は欠かせない。
●WORKS(sm) | - | -
mh003
WORKSブログはヒサビサの更新です。
「さるろぐ」で載っけたのと同じですが・・。
ま、作業記録なので、なので・・。

天井が西日をうけてフワッと照らされ、その反射光が階段に落ちてくるイメージ。光の象徴性が上昇する階段に作用し、階段そのものが象徴性を増してくれれば言うことなし。ここはライブラリーも兼ねていて、階段が椅子代わりになる。
「さるろぐ」で載っけたのと同じですが・・。
ま、作業記録なので、なので・・。

天井が西日をうけてフワッと照らされ、その反射光が階段に落ちてくるイメージ。光の象徴性が上昇する階段に作用し、階段そのものが象徴性を増してくれれば言うことなし。ここはライブラリーも兼ねていて、階段が椅子代わりになる。
●WORKS(mh) | - | -
mo006
内部からの見えがかり。
様々な状況を擬似的に考えてみると・・。



様々な状況を擬似的に考えてみると・・。



●WORKS(mo) | - | -
my005
駐車場部分のスパンをどう飛ばすか、また梁間方向の耐力壁の不足分をどう補うか、についてこの2ヶ月ほど思考錯誤してきた。構造の選択肢は、まず木造か鉄骨造になるわけだが、コスト面から、鉄骨造では実現可能性は相当低いし、施主も基本的には木造を希望している点からも木造に絞り込まれた。そこで、木造でクリアするための方法をリストアップし、それぞれについて可能性を模索する作業を行った。
方法1)在来木造構法で、梁間方向に耐力壁を追加して補強する。
方法2)木造ラーメン構法を用いる。
方法3)一部鉄骨梁で補強
まず、方法1)は構造的側面から見れば、確実な方法ではある。しかしこの案の魅力を損ないかねないし、もっとも保守的な解決方法である。従って優先順位は最も低くなる。
次に、方法2)の場合、壁同士の接合角度が90度ではなく、やや傾いていることでほとんどの業者は金物が対応していなかったり、構造計算が出来ないなどいった理由で検討すらしてもらえない。数少ない中で対応してくれたのが、大阪と山形の業者である。ともに何事にも前向きに対応してくれた。しかし、大阪からだと、運搬費で結局コストアップに繋がるし、山形の場合は、大阪に比べれば、利便性もよく、実績のある業者であるが、施工単価が高い。そのため両者とも実現可能性は低い。
最後に方法3)だ。確かに鉄骨造は施主の要望にそぐわないこと、コスト面から実現可能性は低い。しかし居住部分ではない駐車場のみであれば、しっかり断熱して鉄骨梁で補強するのが一番有効なようだ。また梁間方向の耐力壁に関しては、これまで建築物には含まれていなかった南面の塀を連続させることで、ほぼ原型を留めたまま実現出来る可能性が高くなった。

▲方法2)壁を90度すれば、他の木造ラーメンの業者も対応できるはずなので、まずは模型にて判断してみる。しかし、ファサードのプロポーションが変わってしまうので、NG。

▲塀と壁をさせて、梁間方向の耐力壁を兼ねる。
方法1)在来木造構法で、梁間方向に耐力壁を追加して補強する。
方法2)木造ラーメン構法を用いる。
方法3)一部鉄骨梁で補強
まず、方法1)は構造的側面から見れば、確実な方法ではある。しかしこの案の魅力を損ないかねないし、もっとも保守的な解決方法である。従って優先順位は最も低くなる。
次に、方法2)の場合、壁同士の接合角度が90度ではなく、やや傾いていることでほとんどの業者は金物が対応していなかったり、構造計算が出来ないなどいった理由で検討すらしてもらえない。数少ない中で対応してくれたのが、大阪と山形の業者である。ともに何事にも前向きに対応してくれた。しかし、大阪からだと、運搬費で結局コストアップに繋がるし、山形の場合は、大阪に比べれば、利便性もよく、実績のある業者であるが、施工単価が高い。そのため両者とも実現可能性は低い。
最後に方法3)だ。確かに鉄骨造は施主の要望にそぐわないこと、コスト面から実現可能性は低い。しかし居住部分ではない駐車場のみであれば、しっかり断熱して鉄骨梁で補強するのが一番有効なようだ。また梁間方向の耐力壁に関しては、これまで建築物には含まれていなかった南面の塀を連続させることで、ほぼ原型を留めたまま実現出来る可能性が高くなった。

▲方法2)壁を90度すれば、他の木造ラーメンの業者も対応できるはずなので、まずは模型にて判断してみる。しかし、ファサードのプロポーションが変わってしまうので、NG。

▲塀と壁をさせて、梁間方向の耐力壁を兼ねる。
mh002
施主の要望を踏まえ、更にプランの組み換えと木造架構の検討中。
1階スパンが飛ぶので、構造形式は木造ラーメンと考えている。
実施に入りたかったが、まだいけそうになく・・。


1階スパンが飛ぶので、構造形式は木造ラーメンと考えている。
実施に入りたかったが、まだいけそうになく・・。


●WORKS(mh) | - | -
mh001
昨日の打合せの内容を踏まえ、大まかに詳細に入る。
まずは平面詳細から。

エスキス模型


断面と軸組み架構の検討

まずは平面詳細から。

エスキス模型


断面と軸組み架構の検討

●WORKS(mh) | - | -
とりあえず
えー、今後このブログはプロジェクト専用になるわけですが、とりあえずこんなの↓アップしときます。

光と影のコントラストがなんともいえないっす。
8時、「mh」打合せのため、出発。
和やかな雰囲気の中、打合せは進み、リビング・玄関廻りの納まりを検討し、来週末再度打合せることになった。
10時半、打合せを終え、僕は「my」の1階開口部の扱い(えーっと、準防火地域での開口部の扱いですね)の確認のため、役所へ向かう。「延焼のおそれのある部分」の開口部と敷地境界線の間に、防火設備として働く袖壁があれば、防火戸(つまり網入りガラス)にしなくてもよいので、コスト・意匠面でかなり有利に働くわけでして。

光と影のコントラストがなんともいえないっす。
8時、「mh」打合せのため、出発。
和やかな雰囲気の中、打合せは進み、リビング・玄関廻りの納まりを検討し、来週末再度打合せることになった。
10時半、打合せを終え、僕は「my」の1階開口部の扱い(えーっと、準防火地域での開口部の扱いですね)の確認のため、役所へ向かう。「延焼のおそれのある部分」の開口部と敷地境界線の間に、防火設備として働く袖壁があれば、防火戸(つまり網入りガラス)にしなくてもよいので、コスト・意匠面でかなり有利に働くわけでして。
タイカン
「大寒」
そう、今日は一年で最も冷え込む日。でもそんなときほど外の景色はきれいだったりして。なんというか過酷な環境ほど風景としては美しいっていうか・・・

「大寒」だけにアトリエの水道はバッチリ凍結しちゃってます。
っていってる場合ぢゃない(汗)ストーブ、ストーブ。

というわけで、良くも悪くも「タイカン」しておりますです。
そう、今日は一年で最も冷え込む日。でもそんなときほど外の景色はきれいだったりして。なんというか過酷な環境ほど風景としては美しいっていうか・・・

「大寒」だけにアトリエの水道はバッチリ凍結しちゃってます。
っていってる場合ぢゃない(汗)ストーブ、ストーブ。

というわけで、良くも悪くも「タイカン」しておりますです。
●日誌(ゆぜろぐ) | - | -
フシミイナリ、フシギイナリ?
伏見稲荷の千本鳥居が見たい。
非日常が体験できる場所って、そう何処にでもあるわけでもない。特に岩手ぢゃ、周りは山に田んぼ・・都会の人にとっては非日常ではあるけれど、その反対のことが体験できないことのもどかしさときたら。
伏見稲荷の千本鳥居なんてのは、京都伏見にあるからイイのであって、岩手にあったんじゃ、つまらない。大阪にあってもつまらない。京都市内から少しはずれたところの雰囲気の中に、その場所特有の非日常があるからこそたまらなくイイんであって・・。
大阪に帰省した際には必ず寄ろうと、いつも思っていながらなかなか行けなかった。
今回その思いを帰りの往路で、しかも最悪な事に風疹で前日に発熱で本調子でなかったムスメを連れて・・強引に実現させたのだ。
表向きは初詣とかなんとか言っちゃって、ホントは非日常の体験をしにね。






参道の場所毎に違う表情をみせる。
鳥居の朱が太陽光でハレーションを起こしたかのような強烈な空間。
木陰の中を行く参道は、木漏れ日を通して明暗のコントラストがくっきりとわかる。漏れて入る光の心地よさ。反対に全く木陰になる側の参道はただ闇・・その向こうに見える風景をトリミングするかのよう。
圧巻です。いんやぁ、「良かった!」の一言に尽きますって。
本当は延々と、山に抱かれた境内を縫うように続く鳥居だけれど、名古屋港からのフェリーの時間が気になって、最初の折り返し地点で引き返してきた。
今度は是非全て体験してきたい・・
って、主旨が違ってるぞ・・と。
お後がよろしいようで。
次回は、安藤さん設計の司馬遼太郎記念館です。
こうご期待。
非日常が体験できる場所って、そう何処にでもあるわけでもない。特に岩手ぢゃ、周りは山に田んぼ・・都会の人にとっては非日常ではあるけれど、その反対のことが体験できないことのもどかしさときたら。
伏見稲荷の千本鳥居なんてのは、京都伏見にあるからイイのであって、岩手にあったんじゃ、つまらない。大阪にあってもつまらない。京都市内から少しはずれたところの雰囲気の中に、その場所特有の非日常があるからこそたまらなくイイんであって・・。
大阪に帰省した際には必ず寄ろうと、いつも思っていながらなかなか行けなかった。
今回その思いを帰りの往路で、しかも最悪な事に風疹で前日に発熱で本調子でなかったムスメを連れて・・強引に実現させたのだ。
表向きは初詣とかなんとか言っちゃって、ホントは非日常の体験をしにね。






参道の場所毎に違う表情をみせる。
鳥居の朱が太陽光でハレーションを起こしたかのような強烈な空間。
木陰の中を行く参道は、木漏れ日を通して明暗のコントラストがくっきりとわかる。漏れて入る光の心地よさ。反対に全く木陰になる側の参道はただ闇・・その向こうに見える風景をトリミングするかのよう。
圧巻です。いんやぁ、「良かった!」の一言に尽きますって。
本当は延々と、山に抱かれた境内を縫うように続く鳥居だけれど、名古屋港からのフェリーの時間が気になって、最初の折り返し地点で引き返してきた。
今度は是非全て体験してきたい・・
って、主旨が違ってるぞ・・と。
お後がよろしいようで。
次回は、安藤さん設計の司馬遼太郎記念館です。
こうご期待。
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