コラム
水平連続窓の家(遠野市Y邸)ドローイング

- スケッチはイヤというほど描くが、今回は久しぶりにドローイングを描いてみた。ドローイングには、これまで考えてきたイメージの「定着」と、第三者にコンセプトを伝えるための「図面で表現しきれない部分の描画」という意味があるとボクは考えている。だからと言って、単なるプレゼンテーションツールとしての媒体では終わらせたくはない。ドローイングには表現に適切な手段や手法というものがある。ボクにとってその適切と考える手段や手法というのは、コンピューターでの作業では無く、必ず手描きというアナログ的アプローチを軸に、身体で表現することを最良としている。右の画像は単純な鉛筆の線の積み重ねで表現したものである。そんなひとつひとつ身体で表現されてゆく過程があって初めて、思考の「定着」であると考えている。延々とキャンバスに落とし込んでいく幾千もの鉛筆の線の積み重ねは、揺らぐ心理や思考を、揺るぎないものとして少しずつ定着させていく。パソコンが紙と鉛筆に取って代わり、いきなりパソコンに向かって設計を始める時代においてもやはりドローイングは手描きだろうし、手の痕跡が陰翳を創り出すそのものの行為に意味が生まれ、その過程が源となり意図する表現と合致した時、はじめてドローイングになるのだと考えている。
2010.02.16
プロジェクトピックアップ
今回はビルトインガレージのある家(盛岡市M邸)の現場です。
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- 建て方が終わって、屋根の野地板を施行中。敷地から割り出され想定されるボリュームと実際のボリュームには必ず差異があり、設計時になるべく建物の絶対高さを低く抑えることにしている。そうすることで腰高にならずに、プロポーション的には見栄えが良くなるのである。今回は特に低く抑えて正解だったと、現場に赴きそう思った。まだ軸組しか出来ていないが、これから壁面が立ち上がることによって、増々そのボリューム感が出てくることになる。竣工は2ヶ月後・・って、大丈夫かな?
- 2010.02.08









